楽器の演奏にはその人の性格がでる…

10年以上前になります。
龍馬伝を見て、三味線を弾く坂本龍馬(福山雅治さん)にあこがれた私は、一念発起して三味線を始めました。

転職して居住地が変わった今もSkypeを使ってお稽古を続けています。

すでにある程度の基礎を教えていただいた後だったので、現在、遠隔のお稽古でも問題なく(と思って)続けています。

さすがに10年続けてきたので、人並みに弾けるのだろうと思われるかもしれませんが、才能、努力含め足りずソロでお聞かせできるレベルには達していません。

その中で先生がよく、「面白いもので、演奏にはその人の性格が出る」とおっしゃいます。※楽器を演奏される方にとっては、普通にあるあるなんでしょうかね?

「慎重」「弾きなおしが多い」「短いフレーズはちゃんと弾けるけど、全体のイメージがとらえられていない」「得意な部分はそれ以外の部分よりもテンポが速くなってしまって、曲全体のまとまりが悪い(全体をイメージできていない)」などなどご指摘を受けるのですが…。その通り性格が出ているなと納得するとともに、会社の自分と重なってしまうなと、自己肯定感低い私は思ってしまうわけです。

ですが、先生は「ある程度うまくなれば、自分の性格をカバーして演奏ができるようになる」とも仰います。性格を変えるのは難しいけれど、経験を積むことでできることが増えてカバーできることが増えるってことと解釈しています。

三味線をうまく弾いて自己満足すること(あとボケ防止)が三味線を習っている本来の目標ですが、自分を見つめる機会にもなっていて、私にとっては会社以外で私を成長させてくれる得難いものになっていると思っています。…本当かしらんけど。

オチなし。

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